日本人が不足しやすい栄養素の一つに「カルシウム」があります。
カルシウムは体の中でもっとも多いミネラルで「骨や歯の形成」「筋肉や神経の働き」に関与しています。
不足すると骨折、足がつりやすい(筋けいれん)などの支障をきたします。
成長期の子供はもちろん、高齢者も骨粗しょう症予防のためにも意識して摂りましょう。
汗をかく量が多いアスリートは不足しやすいため注意が必要です。
実はカルシウムの吸収率は低く、食品によっても異なります。
効率良く摂取するには、吸収率を上げてくれる栄養素を組み合わせましょう!
~カルシウムの多い食品~
◆牛乳・乳製品(吸収率約40%)
◆小魚(吸収率約30%)
◆緑黄色野菜(吸収率約20%)
~カルシウムの吸収を助ける栄養素~
◆ビタミンD
・魚介類、きのこ類
◆マグネシウム
・大豆製品、ナッツ類など
カルシウムの吸収を妨げる栄養素もあります!
スナック菓子やインスタント食品に多い「リン」はカルシウムの吸収を阻害します。
食べ過ぎには注意しましょう。