「脳腸相関」という言葉を聞いたことはありますか?
脳と腸はお互いに影響し合うことがわかっています。
脳がストレスや緊張を感じると腸の不調につながり、腸の不調はイライラするなど脳へのストレスにつながります。
この関係を「脳腸相関」と言います。
ストレスを悪化させないためには、腸の働きを活発にし、ストレスに負けない腸に整えましょう。
~腸の働きを整えるには~
◆食物繊維・発酵食品を摂る
腸内の善玉菌が増えて腸内環境が整い、便秘や軟便の改善につながります。
・食物繊維
⇒ごぼう、こんにゃく、わかめ、大豆など
・発酵食品
⇒ヨーグルト、キムチ、納豆、味噌など
◆生活リズムを整える
①朝食を食べる
体内時計がリセットされ、自律神経のバランスが整いやすくなります。
腸の蠕動運動も促され、排便しやすくなります。
②夜更かしをしない
腸の活動を促す「副交感神経」が高まります。
リラックス効果や、翌朝の排便もスムーズになります。
心身の休息のためにも早めの就寝を心がけましょう。
◆軽い運動を行う
ストレスの緩和や腸の動きがよくなる効果があります。
また一定のリズムで噛むことはストレス緩和にも有効的です。
食事の際は、よく噛んで食べることも意識してみましょう。